フラノさん、はじめまして。タイムトラベルホルマリンを拝読し、昨日からこの作品の余韻に浸って抜け出せずにいます。何度も読み返しては震えるような悲しさ、愛しさ、優しさを噛み締めています。執筆して下さって、フラノさんの世界を覗かせて下さって、本当にありがとうございました。 初見では、最後のフロイドの手紙を見た瞬間涙が出ました。再読以降は最初から最後まで散りばめられたいろんな表現と感情に揺さぶられてずっと胸が痛いです。 フロイドは白馬に乗った王子様ではないけれど、棺に乗ってNRCへ行き監督生と出会い、同じように柩に乗って最後の愛を渡しに行ったのですね。監督生はしっかり仕事をやり遂げる50代の立派な女性になりましたが、「怖くねーから」の一言で制服を着た女の子と重なって見えました。16歳の女の子が背負わされた恐ろしい孤独をフロイドはちゃんとわかっていたんですね。 2人が骨になってもずっと一緒に時を旅していけること、本当に悲しいけれど救いのあるお話だと思いました。 感想をお送りするのは初めてですが、フラノさんの作品どれも大好きで何度も読んでます。どうかお元気で。またフラノさんの小説を読みたいです。