やがて、こっくりとうなずくマニュくん。 バスの窓からいつまでも手をふるマニュくんを、尻尾を振って見送るガトーくん。 そのまま玄関先でお座りして待っていると、午後になってマニュくんの乗った幼稚園バスが再びやってきました。 帰ってきたマニュくんは、自分と同じくらいの子がたくさんいたこと、みんなでお歌を歌ったこと、散歩のときに見た、色んな遊具の遊び方を一生懸命ガトーくんに教えてあげます。 でも、初めての幼稚園で疲れてしまったのか、だんだん呂律が怪しくなって、こっくりこっくり船を漕ぎ始め、しまいにはクッションに突っ伏して寝てしまったマニュくん。 ガトーくんは、ソファーからマニュくんお気に入りのブランケットを咥えて持ってくると、マニュくんのお腹にかけてあげて、自分もその横に寝そべりました。 そっと寄り添ったマニュくんからは、知らない場所の匂いがします。いつも一緒にいたマニュくんなのに、知らない匂いがするのがどうにも不思議で、ガトーくんは思わずマニュくんのほっぺを舐めてしまいました。 いつかは自分の全然知らないマニュになっちゃうのかもなぁ、と思うとなんだか、寂しいような気持ちになったガトーくん。