素敵なシリウスのイラストを拝見していてもたってもいられず短文をしたためてしまいました。勝手ながらこちらにて捧げさせてください。いつも素敵なイラストに癒されてます。大好きです。 人形のような人だと思ってた。パーティーでつまらなそうにたたずむ姿が忘れられなくて、彫刻のような美しさを持った彼が自分と同じ人間だとはとても思えなくて。 彼はスリザリン生になるのだと思っていた。彼に似合うのは冷たい色だと、彼はずっと黒と緑と銀に囲まれて生活していくのだと、勝手に思い込んでいた。 私のような人とは別の世界に住んでいる、崇高な存在であると、そう思っていたのだけど。寒さの中、鼻や耳を赤く染める彼をみて、ようやく私は夢から覚めた気がする。 彼も人だったのだ。ごく普通の、男の子だった。その事実に私の頬も、寒さとは関係のないもので赤くなっていくのを感じた。