9/3 褒めて箱への返答内容をお借りしました。 You/PM 彼は、今なんと言った? 彼の口から放たれた言葉が全く想像していないものであった事、更には俺に向けてくれる事など1度たりともなかったふんにゃりとした笑みがこちらを向いている事が、脳の機能を停止させるには十分すぎる要素となった。 「…なぁ、聞いてた?――。」 もっと。と言いながら、ふらふらと宙を彷徨っていた俺の手を取って、自らの顔に押しつける、俺の、想い人。 「な、なぁ、マーヴ、マーヴェリック」 「ん?」 「今、お前なんて言った?」 普段俺が頭を撫でたり、肩に手を回したりしようもんなら、顰め面で直ぐに叩き落とすお前はどこへ行った?と聞くこともできるわけがなく。 振り絞った言葉がこれだ。もっと他にもあったろうに。 「もっとして、て、言った」 お前に撫でられるの、すきなんだ。 ふふ、と笑いながら、なんてことを言ってくれるのだろう。 余りにも破壊力の高い笑顔と発言で完全に動きが止まる俺を気にもせずに、顔に押しつけた手にずっとじゃれつく、孤高の狼。 俺は、期待してもいいのだろうか? あぁ、頬が、耳が、熱い。