「ルドガー、誕生日おめでとう」 「ん、まだだけどな」 「ふふ、はいこれ受け取って」 「?なんだこれ」 「桃桜の花びらで作った栞なんだ、きれいでしょ」 「うん、きれいだ」 「本当はピンクエメラルドにしようと思ったんだけど、初っぱなからは重いかなって」 「・・・」 「旅の途中でもずっと持てる物って考えたんだ」 「おれ、栞なんて使ったことない」 「え、まさかドッグイヤー派なの?」 「ドッグイヤー?いやページを折るだけだけど。ルル派だし」 「ページを折る様がたれた犬耳に見えることからドッグイヤーって言うんだ。 まさかルドガーがそんな・・・」 「え、そんな深刻な問題なのか!?」 「・・・ルドガー!本が傷むから今度からは僕の作った栞を使ってね」 「あ、ああ」 「肌身離さず、だよ?」