二人に誘われるように三人がかけても余裕のある高そうなソファーへと腰掛ける。 左右から二人は腕に抱き着いたままなのだが、その手つきはどこか厭らしくてマスターの太ももを指先で撫でまわしてくるではないか。 撫でる、擦る、それだけなのに背筋がぞわぞわしてしまう。 そんなマスターの肩が左から叩かれ振り向けば、そこには口に何かを含んで顔を近づけてくるアナスタシアが、 「んっ、ちゅっ、んんっ、んっんっ」 頬を両手で挟みこみ、唇を重ねてくる。 そして彼女の口内から温かく甘い紅茶が口移しで流し込まれ、急なことで対応が遅れて口の隙間から流れ落ちるが喉を鳴らして飲みほしていく。 もっと欲しいとアピールするようにアナスタシアの腰を抱き寄せる。 口内から紅茶がなくなっても舌先を絡めあう。 そんな二人を微笑ましく見守っていたマリーは立ち上がると、 「それじゃあ、私はお風呂の準備をするから。そちらの準備をよろしくね」 「んちゅ、ちゅぱっ、はぁっー…はぁっ…えぇ、わかったわ」 唇に唾液の橋を架けながらアナスタシアは荒い息を整えながら、そう頷いた。