「ジュード、はい、あーん」 ごゆっくり~とバランさんは部屋を出て行き、二人きりになる。 ルドガーは持ってきた重箱を広げると僕にあーん、をしてきた。困惑しつつも疲労によりもうおかしくなっていた僕はそれを恥ずかしがりながらも受け入れてしまった。 「ジュード、やつれてないか?だめだぞ。きちんと食べないと」 「うう」 だって食べる時間も惜しかった。君と過ごす年越し楽しみにしてたから、と言いたかったけど、そうすると、めっ!とルドガーから怒られそうでうなることしか出来なかった。 「よーし、大分食べたな」 「あ、うん。おなかいっぱいだよ。おいしかった。本当にありが」 僕がお礼を言い終わる前にルドガーは僕の頭を自分の膝に乗せた。 「本当は食べた後すぐ寝るの、行儀悪いけど、今日くらいいいだろ?」 悪戯げに笑いかける君に負ける。 「ルドガー」 「うん?」 「今年もよろしくね」 やっと言った挨拶にルドガーは微笑んでくれた。 終わり 香汰様に良い事がありますように!