ほら、御覧になって。あちらがゆうたお姉様…「爛熟せし紅柘榴(スウィ-ト・ガ-ネット)」と呼ばれているのは貴女もご存知でしょう?緋き神々の祝福をただひとり受けたお方よ。今日も御麗しいわ…このしきたりと派閥に厳しい女学院でゆうたお姉様の「お茶会」だけは誰もが参加を許されているの。わたくしも何度か参加したけれど…お姉様の手作り料理はまるで至高天に在わす主の思召しの如く甘美で美味でしたわ。それにお姉様はいつも誰にでも気さくですの。それでもゆうたお姉様のお名前を覚えるとき「それではゆうたお姉様は裕太お姉様ではなく祐太お姉様って言うんですの…?ふふ、余裕じゃ無いのが祐太お姉様なんですのね」とか上手い事言ったつもりの子が翌日から消息不明になったって事が…話が逸れたわね。とにかく貴女もゆうたお姉様のお茶会に参加するべきよ。いつでも誰とどんな組み合わせで楽しく過ごさせてくれる、お姉様の緋い魔法にかかりましょう?