大切な人を幸せにしたり、面白くもないことで笑ってみたり、そのうち今どんな顔の自分かわからなくなる始末です ねぇ、僕は人間じゃないんです 本当にごめんなさい そっくりに出来てるもんでよく間違われるのです 僕は人間じゃないんです じゃあ何かと聞かれましてもそれはそれで皆目見当もつかないのです 僕もいつの日にか本当の人間になれるんじゃないかなんてそんな夢を見てました 夢を見てました 程よく適当に生きながら程よく真面目に働きながら全然大丈夫なふりしながら偶に涙流しながら 手に入れた幸せは忘れるわ、自分のことばかり棚に上げるわ、怒らせ、苛つかせ、悲しませ、僕はいったい誰ですか? どうせこんなことになるのなら初めから僕の姿かたちを人間とは遥か程遠い物にしてくれりゃ良かったのに 誰かのために生きてみたいな 生まれた意味を遺してみたいな この後に及んでまだ人間みたいな事を抜かしているのです 人間として初歩中の初歩を何一つとして出来ないままによくもまぁそんな気になれたもんだ 怒るのもごもっともです