「聖女と牢獄の三日間」読みました。 色香とコミュニケーションで巧みに少年を絡め取り籠絡してしまう聖女様が上品でありながら淫靡であり、底知れない恐ろしさを感じさせながらも大変魅力的でした。 少女らしい可憐さで少年の警戒心を解いたところで妖艶な肢体と甘い色香を味わわせ、無防備な少年を絡め取るところ。 性欲に走る男としての浅ましさへの罪悪感を巧みに背徳の快楽にすり替え、それに赦しを与えることで信仰・崇拝の念を植え付けるテクニック。 少年から向けられる情欲を歓び、少年を聖女に愛される特別な存在と扱い、快楽と魅力で少年の価値観をすり替え聖女の信者としてコントロールする手腕。 今回標的になったアル少年に限らず、どんな人間でも聖女様と1対1で話し合うことになれば、籠絡され信者にされてしまうのではないかと思わせるようなカリスマめいた魅力があり、とても凄いヒロインでした。