新刊拝読させていただきました。 『ごちそうさまからいただきます』では、やわらかい乱数が寂雷に、ごりごり、ぶちぶち、音を立てながら丸呑みにされてしまいそうな感じが、最高にゾクゾクしました。 装丁が綺麗で、寂雷の美しさ、乱数の可愛らしさがエネルギーとしてものすごく伝わってきました。 『ピンクの象が見える』では、其々の人物が己の信じるものを最後まで一途に信じ続けているというような、可視化した強い信念のようで、とても印象に残りました。 乱数の足が靴の中にぎゅっと詰まっていそうなところなど、どこを見ても可愛くてときめきました。 台詞に魂がこもっているようで、言ってしまうと全て大好きなのですが、特に「先生も夢を見るんですね」からの寂雷の返事が大好きでした。(独歩の信じる神様は人間だったと自ら白状しているような気がしまして。。) ポストカードのピンクピンクな感じ、ペーパーの漫画の寂雷と乱数が幸せそうなところも、とても素晴らしかったです。 影の付け方、服のシワの描き方、乱数や幻太郎や帝統の着ているお洋服のデザインがお洒落なところも好きです。 柊ぼしこ先生の織り成す全てが、色彩の魔法みたいで大好きです!