神様の時間と人間の時間は違うという前提で、神様零のお気に入りな生贄盧の話。 生贄盧(最初は幼な子だった)が成長していく中で故郷である村か集落かへ戻れる日がいつか来ると思うのをゆっくりと諦めたり、零さんに結果として命を助けてもらった事実を認めてちゃんと感謝できるようになったある日、零さんに神様の世界から現実に行ってきてもいいと軽〜く許可を貰う。 ずっと言いたくてもとても言えなかった願いが叶い、どこかで嫌な予感がしつつも喜びの方が勝り駆け出す盧。にこやかに、いっそ微笑ましそうに見てる零さん。 盧が見たのは盧の生きた時代よりずっと進んだ未来の風景で、捧げられた場所はすっかり開拓が進み整備され、集落は跡形も無かった。 情緒が無茶苦茶になり心が壊れそうになりつつ零さんの所へ戻るものの、もうとっくに嫌悪なんて無いし薄々理解していたしで、零さんののんびりとしたおかえりに泣き笑いみたいな変な顔でただいまとしか言えない盧。 零さんは神様なので実は過去現在未来には縛られてない。元の時代にも勿論送れる。ちょっとだけからかったのと、少しの情。 この後、割り切ったあたりでチャリで旅してた簓君に会っても良い。