10/6 13:06のツイ内容をお借りしました。 「なぁ、俺ってお前にとってなんなの?」 特に深く考えて聞いた訳ではなかった。 何かと気が合った最初の出会いから、好きな曲を教え合ったり、一緒になって歌ったり、酒を覚えたてのガキみたいに飲んで馬鹿笑いしてみたりだとか。 そんな事が両手で数え切れないくらいには繰り返されていて。 まぁ、『友人』だとか『同僚』だとか、そこに『気の置ける』みたいな装飾が施された小さな石でいい。あわよくば『大切な人』とかいう、輝きの種類が異なる宝飾ならなおいい。 そんなかわいらしいきらきらしたモノを、いつもの柔らかな笑みとともに差し出されると思っていたのに。 「心臓」 「は?」 「だから心臓だよ」 おいおい冗談がすぎるぜ、もう酔っぱらったか?なんてふざけることも躊躇われるような顔で、いつもよりも苦味の増したチョコのような色をした目で、「お前は俺の心臓だよ」と繰り返した。 「お前がいなきゃ、生きていけない」 「逃げないで」 「逃げても、捕まえるけど」 「ねぇ、俺と一緒にいてくれるだろ?」 あぁ、お前の愛の重さを舐めていた。