あの兄弟の顛末を、過去も事情も恐らくはある程度踏まえた上で、一番近くで見届けた悲鳴嶼さんのことを考えると吐きそうになります。 彼の人は、命がけで守ったのに結果的に心に傷を負わされる形となった佐代ちゃんと少なからず重なる玄弥をどう見てたんでしょう…。自分と類似した過去を持つ実弥のことは…。つっても、正しく毅い人なので安易に私情や感傷を交えた同一視はしなさそうですが、それが余計に何か…こう…。 かつて、「佐代にだけは労って欲しかった」悲鳴嶼さんが、こんな形で罵倒してしまった側の「責めてごめん」「守ってくれてありがとう」という言葉を聞くことになるのも、見届けることになるのも、あまりにもあまりで狂いそうです。