愛の坩堝と解説を読みました。すごく深く作り込まれたお話とにこさんの圧倒的な画力にキャラがまるで「生きて」いるようで、劣情、葛藤、愛情、欲情、困惑、心配、配慮…さまざまな感情が伝わってくる凄い作品でした!原作霊幻の胡散臭いけどどこか影を抱えている危うさと、エクボのお人好しで本当は愛情深い所が伝わってくる大作小説のような重みのあるお話でした。人間の持つ闇というか影の部分の描写(宅配人にすら嫉妬するなど)すごく丁寧に描写されていて、読み終わった後は思わず呆然としてしまいました。本で読みたいと思たのですが諸々の事情で購入できないのですが解説を読んで、この世界の霊幻が求めていたもの、エクボが求めていたもの、そして二人が求めていたものがわかった気がします。あの壺は呪いであり、魔具であり、そして二人のお守りであったのかもしれないですね。あの壺を起因に物語は始まったけど中身は本来二人が持ち合わせている(持ち合わせるはずだった)感情そのものだと思いました。映画化して見たいくらいです。本当にコメントで伝え切れないくらいの素晴らしい作品をありがとうございました。