「でさ、」 カフェの近くの公園で俄に言われる。 「答え、わかった?」 思わず息を止めてしまった。 「その顔、わかってるみたいだな」 ふふ、とルドガーさんが笑う。その顔に見惚れる。棒のようになった僕にルドガーさんは近づいて耳元で囁いた。 「今日、俺のことだけ考えた?」 彼にはお見通しだったらしい。僕の頭の中が彼のことしかなかったことが。 泣きそうになった。 「やっぱり、僕をからかってたんですね」 「ん?」 不思議そうな顔をするルドガーさん。でも。 続く4