翠さんはじめまして。梅雨が近づき、静かな雨の日とじりじりと暑い日が気まぐれに続いていますが、お加減はいかがでしょうか。pixivに投稿されていた「喪明け」シリーズ、とても素敵でした。「荼毘に付す」を読み終えた後『僕は、黒い服を着るようになった』の一文が頭から離れなくて、初恋を奪われた初心な少女のように、胸をキュンと高鳴らせながら「喪に服す」を読み始めました。『飛び散る火の粉、あの方の笑う顔、戦場、花畑、牢屋、焚き火、疑惑の目でこちらを見る民衆、穏やかに絵を描くあの方、硝煙、宴、駆け回る2人の少年、談笑、花摘み、笑顔』とリズミカルに並べられた言葉たち。それらは甘く、時に苦く、飲み込んだあとも心にじんわりと残るような味わいが、まさしくビターなチョコレートそのものだと思いました。(続きます)