眠れない夜にちいさな豆知識を贈りましょう。 何故お米には7人の神様がいる、と言われているかご存知ですか? お米は収穫した後に脱穀や精米の工程を行なっておいしくいただきますが、翌年のために一部を種として保管します。 むかしむかし、ある人里離れた家に1人の男の子が生まれました。両親や近所の人は稲作で生計を立てる米農家。そして近しい年齢の子供は周りにいません。 皆が稲作に追われる中、毎年放置されひとりぼっちの少年。秋の終わりまでお米にばかり愛を注ぐ両親たちに少年は怒って、翌年のために保存していた大切な種もみを川に投げ捨ててしまったんです。 最後の一握りを川に投げ捨てる時、ふと思い浮かんだのです。一生懸命田植えする両親、稲を刈る祖父母、疲れた皆に夕食を振る舞う曽祖母、いつも手伝ってくれる隣の家の怖いおじさんと優しいおばあさん。 7人が大切に育てて繋いだお米を捨てるなんて、と少年は後悔しました。 そしてその最後の一握りを大切に抱えて家に戻り、泣きながら謝りました。 それから少年は残った種もみを「7人の神様が紡いだ宝物」として大切に育てたそうですよ。 まあ全部嘘ですね、おやすみ