加賀の小説良かったです。 加賀のキャラクター描写、指揮官と加賀の愛情、天城赤城なども絡んだ人間関係も素敵でしたが、なによりエロ描写が愛情深く獣のように愛し合う二人の情欲を表現したとても濃厚なものでとても素晴らしかったです。 「激しく情熱的な肉と肉の交わり」 「窓から差し込む月明かりに照らされた美しい加賀の裸体。鼻腔をくすぐる甘美な肌の匂い。脳髄を狂わせる媚肉の締め付け。魔的ともいえる魅力」 「下半身が蕩けそうな快楽の中で,俺はこれまでの人生で最高の多幸感に包まれていた。」 「身悶えする瑞々しい肢体。乱れた白髪がべったりと額に張り付き,全身から汗が迸っている様子も見て取れる。部屋の中に漂う甘い体臭がさらに強く香っていく。」 「ダイナミックに身体を揺らして汗の玉を散らせる加賀」 が特にエロくて情愛と肉欲を感じさせる、印象に残った表現です。 前の愛宕のもダークで濃厚なエロ描写で好きですが、加賀のも濃厚なエロ描写はそのままに優しい雰囲気の小説で良かったです。 今後もアズレンの小説をダーク方面でも純愛方面でも書いていただけたら嬉しいなあと思いました。