④ トクトクトクと速くなる鼓動と、熱くなる顔をどうすればいいのかと焦っていると、咲羽先生は両眉をちょっと上げて、私の顔をもっとよく見るように近付いてくる。 「あれ、なんか顔赤くな――」 「――あげる!」 髪に差し込まれたカーネーションを抜いて先生に押し付けるように渡しつつ叫んだ私は「ぇ、ぁあ、ありがとう……?」とか先生が言ってる間に踵を返して背を向けた。 誰のせいで赤くなってると思ってるのよばか……! ―完― お仕事頑張ってくださーい\( 'ω')/