修学旅行の夜 「昼間の鈴谷の私服、いけてたよな」 「そーだな。やばかった」 「あれ、雑誌で読モが来てたのと同じだったわ」 「え…お前、女のファッション誌読むの?引くわー」 「姉貴のだよ!パラ見したらさ」 「で抜くわけ?きょうだいの買ってる雑誌で抜くとか引くわー」 「してねえって!読モより鈴谷の方が可愛かった」 「あー」 「鈴谷、元海軍だっけ?」 「艦娘の重巡?航巡?」 「それ偉いの?」 「一番上じゃないけど下っ端でもない、よくわかんね」 「元上官と暮らしてんだよな…」 「……」 「……う……」 「ん?」 「明日とか一緒に写真撮ってくれるかな?」 「お前、発想の限界が負け犬だわ」 「うるせー、お前だって勝ってねーだろ」 「……」 「……」 「あれ?明日何時?朝飯集合。何階の何て部屋?」 「忘れんなよ、俺も知らんけど」