はじめまして、逃げられたジャミ監を拝読させて頂きました。あまりに綺麗な話に感動し短編集まで一気に読んで、感想を送らなければという思いに駆られました。 アジーム家の深い所まで書き込んだ話は少なく、結局どう対処したのかどのような意図で決断したのか等がぼやけた話が多い中(そこが2次創作の良いところでもありますが)細かく丁寧にブラックな面とコミカルな面が組み込こんで表現した描写がとても分かりやすかったです。 本編では遺書を読むシーンで、監督生が独占欲を露わにするところが1番切なく人間味があって好きです。あの瞬間に立ち会った私だけが知る好きな人の一面、人生という点から見たら小さいけれど本人たちからすれば大きな一瞬を大事に抱えて生きていく、強かさと健気さが共存した監督生に胸を打たれました。 短編集では、笑いあり涙ありの素敵なお話ばかりでしたが、最後の白紙のラブレターに全てを持っていかれました。話す機会を作る努力をしていたのに彼のことは何もしらない対比と涙の後でできたラブレターに監督生の真摯な想いが伝わってきました。 前作も大好きでもうファンです…! 素敵なお話をありがとうございました。