僕イ-SS 愛しい人がこれでもかというほど、どろどろに愛情と慈しみを溶かした声で僕をシーツの海から引き上げて、そのまま朝食へと誘ってくれた。 昨夜の全てを喰らうような目や空気がいっそ別人かのように、紳士的な君。正直昨夜の君にもう一度会いたいと思っている僕がとる行動はただひとつ。 そっと、机の下で、君の脹脛に足を伸ばして、ひとなぞり。 ねぇ、君ならきっと僕が何を考えているかわかるだろう? 困った顔で笑う君を引き連れて、シーツの海へ潜り、溺れるまで、あとすこし。 「ねぇ、時間を理由に、僕から逃げないで」