つい先ほど「どこかに行けるならもうここにはいないはず」を拝読させて頂きました。 読みながら、「えっ?」「えっ?」最低2回は本当に声を上げて驚きました。 その驚きより前のエピソード、…五条が自身の恋に気づいた直後に失恋する場面などは、あまりにも彼らしい気がして、その鈍感さと勘の鋭さの相反する個性を強く感じました。 また、私が驚いた展開の五条の振る舞い(関係を持ったり、夏油の気持ちの告白)も読んでいると、やけにリアルで、自然で、納得しました。 結末の彼女の発言も、深くて暗い世界にひとり沈みながら闇に飲まれてしまった夏油を想像すると、五条をひとりに出来ない気持ちは切実な真実なんだろうと思えて、なんとも言えないところへ辿り着いてしまったなぁと。読後の、持って行き場の無いこの気持ちを、せめて書き手の蒼井さんに受けて欲しくて(笑)、書き込んでしまいました。これ、ほめて箱なのに…「切ないんですけど、蒼井さん!」と訴えずにはいられないのです。切ないけど、面白かったです。素敵でした。これからも楽しみにしています。