失礼します。『ワンナイトトラップラブ』を読ませていただきました。 以蔵さんの引きの悪さ、あるいは良さに笑ってしまいました。 生来の淫魔である筈の以蔵さんを屈服させてしまう坂本さんの手練手管が怖くもなります。もしも最初の段階で以蔵さんが坂本さんを満足させていたとしたら、坂本さんもわざわざ起きて逆襲したりはしなかったのかなと思う反面、のこのこ自分の前に現れた獲物を逃がすほど寛大な人であるかな?とも感じてしまいます。 以蔵さんを自分に溺れるだけ溺れさせて、自分は以蔵さんを長く遊べるペットくらいと認識しているなんて酷い人ですね。性格が非常に悪く、まさに上級悪魔……と思えたのですが、自分も絆され、溺れさせられてしまうあたりが詰めが甘く、少し好感が持てます。対等な関係とは言えませんが、恋人に落ち着いたことが嬉しく思います。 快感で言葉が全て平仮名になってしまうところがとても好きです。それから、以蔵さんに選択肢を提示しておきながら、結局自分で決めてしまうところもいいですね。最終的にどちらもすると言っていますが、何故だか以蔵さんが選んでいたとしても、逆のほうから先にやってしまいそうな予感があります。