はじめまして、にもかかわらず2分割でごめんください。『天国にはまだ遠い』を拝読しました。 中盤の、たぶんルースターの声なき声の、 ここにいる。俺も、あんたもここにいる――天国になんて、行かせない。 にとても惹かれました。ありがとうございます。 個人的に短歌や俳句に興味があるので、ダッシュ(中線)より前の端正な五七五と、ダッシュの後の(七七としては)字足らずが、彼のキャラクターに合っていてすごいと思います。 映画前半のハングマンの後塵を拝する彼と、後半のマーヴ救出に戻ってしまう彼のようで。 いっぽうで、最後のマーヴの独白が、破調(短歌や俳句の定型ではない)になっているのも『天国には~』の彼にはふさわしいと思います。 うなされて、まもなく熱に浮かされて、しかも真昼に不似合いな甘さで。 そんな時に定型を守れるような人なら、もう退役してるか将官になっている気がします。 (つづく)