木場さんと仮装してハロウィンを過ごしたいのに、あまりの寒暖差に体調をくずした夢主。せめて木場さんと過ごしたいと懇願するけど「無理は禁物だよ」と大人しくするように説得されてしまい、今日は一人暮らしをするマンションで一人寂しく過ごしていたらチャイムの音がーー 「トリックオアトリート」インターホン越しに聞こえるやや掠れた穏やかさの入り混じる、優しさに満ち溢れた声。 その声の持ち主が誰かなんて聴くまでもなくて、玄関の扉を勢いよく開ければ目の前にはたくさんの薔薇が。 「成功したかな」 少し照れくさそうに笑う、穏やかな木場さんの瞳に映る自分に驚く夢主。思い返してみれば付き合い始めて1年目の記念日だったのだ。 いつもなら誰かを確認せず扉を開けるなんて不用心だとか心配されるけど、今日はそんなことはない。 少しだけ、少しだけ僅かに薔薇の花束を握る木場さんの手の震えに気がついてしまって。そっとその手に自分の手を寄せる夢主。 さて、薔薇の花束の本数は何本でしょうか?!??夜はお楽しみですか??!