前の感想があまりに直截的にすぎたので。 ロストガールは六度乞う、楽しませていただきました。 ”オリジナルを尊重し そこにさらにオリジナリティを付加して残すのが我々魔法使いの誇りですから" 儚月抄でも好きなセリフなんですが、このセリフがまた違って響くのが素晴らしいです。 本作中でパチュリーが口にした時にはヴワルに対し”相応しくない"と言い放ち内心侮る部分もあったけれど、それが間違いだったと悟るところでもう心が震えました。 前の持ち主から受け継いだいしを尊重し そこにさらに"太陽”を付加して残す 彼女はまぎれもなく誇り高き魔法使いであり、月の魔女の同胞であり、少し偏屈で知識を求めてやまない一人の少女――パチュリーのかけがえのない友人でした。 最期に寄り添う月に見守られることを選ぶこともできたけれど、この世界ではそうしなかったからこそ失われた少女は安らかに眠ることができた。今はそうこいねがうばかりです。