「やーい、ボンボン。ナルシスト。ネクラ。『アベンジャーズ』でいつも仲間外れ〜♩」 ステージ上でバットマンはプルプル震えながら俯いていた。その周りをジョーカーが囃したてながらスキップする。 「おまえ友達いる?あ、ゴメン。執事は友達に入らないんだ〜♩」 客席でゴードンが歯噛みする。 「本職がコメディアンのジョーカーに、トークバトルで勝つのはムリか…!」 (でも、自分が友達だとは言ってあげないんですね。警部…) 「おれサマはみんなの人気者。『バットマン』の新作が作られるたびにみんながおれサマに興味津々さ。おまえはどう?やーい、おまえの父ちゃん武器商人〜♩」 客席の暴徒たちが拍手喝采して火炎瓶を投げつける。 「だが、わたしは無辜の市民を殺したりしない…!」 「でも、ここゴッサムシティだし」 バットマンは一蹴された。ゴッサムシティに無辜の市民はいない! そのとき、ステージにハゲの黒人が上がった。 「あ。『ダークナイト』で囚人船に乗ってたやつ」 ハゲの黒人はジョーカーの尻をバットで打った。ジョーカーがステージから退場させられる。こうしてゴッサムシティの平和は守られた。 ありがとうハゲの黒人!