[壁]ω・)ホワイトデーに青年からリップをもらったじゅにちゃは、そのパッケージがあんまりにも可愛いもんだから、ことあるごとに取り出しては日に透かしてみたり掌の上に転がしたりして、ほうっとため息ついてると思うんですよ。 クラスメイトとか寮母さんにリップの塗り方教えてもらって、鏡の前で一生懸命練習して、なじませようと上唇と下唇をんーってしてたらふと鏡の中の自分と目が合って、その顔が彼のことを考えていたからかまるでキスする寸前みたいに見えてしまって、真っ赤になって頬を抑えて足をじたじたさせていたり、そっと手の甲に口付けてみて、意外にリップの色って移らないんだな……ってまじまじと見つめていたりですとか。 彼とのお出かけのときに初めて塗って行って、気付いてくれるかな~ってそわそわして、ちょっと唇尖らせ気味になっちゃったり、指で弄ったりしてるのを見た青年がキスしたい衝動を誤魔化すのに「タコみたいになってますよ」ってからかいながら口周りを指できゅって掴んだら、掠めた唇の柔らかさに思わず動揺してしまって挙動不審になり、からかわれたじゅにちゃは「タコじゃないです!」って膨れちゃうもだもだ青じゅにデート…