→続 「買った」 「何のために?」 「祭りの屋台で売り付けられた」 (本文より抜粋) 前後も含め、この短いやり取りながら、これまでの会話とはどこか違う温度感、感情、そういった形にないものが一度に押し寄せる(ように感じられた)場面が大好きです。それまでは傍若無人で読みにくく、制御のきかない嵐のようだった彼が、依頼関係やジャスティンとのじゃれ愛では発さなかった嘘未満の本当を口にした瞬間、ああ、彼も「ひと」なんだなあ、と感じ入ってしまいました。まさに作者さんの構成力あってこその感慨だと思います。 彼も観客の願いを降ろした姿で会話することはあって、そしてそれを聴く相手は残虐三兄弟のジャスティンでいいんだ、と、ファンの身ながら何か許されたような嬉しさを感じたシーンです。→続