次にルドガーさんにあったらどんな顔をすればいいのか。そもそもいつも通りに喋れるかもわからない。でも時間というのは規則通りに過ぎていき、明日が来る。僕のシフトはルドガーさんに会いたいという希望で彼が来そうな時間帯に入れているので否が応でも彼と会うことになるだろう。あの発言が僕をからかうものでなければ。誰かを陥れようとかそういう人ではないとはわかっているけど、可能性を考えてしまう。彼が僕を好きと言うことはあり得るのだろうか?冗談で言っただけなのではないかと猜疑心がつきまとう。僕は彼にふさわしい人物だろうかと卑屈な気持ちも。幼い頃、ううん、今でも周囲とは馴染めなかった僕。へらへらして怯えていて、誰かに必要とされたい、愛されたいという欲求が大きくて頼まれたことを断らなかった僕。ある出来事からそんな僕とは変わった、成長したと思い込んでいたけれど、やっぱり僕の根幹は変わっていない。臆病者だ。 でも。彼が僕を好きって想ってくれたのなら。希望は消せない。願望が覗いている。 ルドガーさんが好きだ。彼と気持ちが通じ合いたい。あの綺麗な人に僕を見つめて欲しい。 続く2