すてきなベルタナのものがたり、読ませてくださってありがとうございます。 鮠子さんのふたりの始まりを知ることができてとても嬉しいです。 ベルくんの王子然とした佇まいや心持ちの背景が描かれていてそれが彼の雰囲気を作っていること、輪郭という表現で水雷長の心の中にその存在が浮かびあがったこと。 ベルくんの耳が優秀なだけではなく、その耳が捉える音が美しいものであることに気がついた水雷長というのがとても美しいです。 目の色に気がつくのは、恋心の芽生えであると感じました。自覚があったのか、なかったにせよ、そのやわらかい心が事故で砕けそうになることに繋がって胸がしめつけられました。 大きな事件や運命にぶつかって恋におちたのではなく、ふたりがそれぞれ生きてきた姿を見つけて恋におちた物語だと感じました。 引き寄せたのは事故だけど、その前から大切におもう気持ちが育っていたこと、そんなふたりの物語を読ませていただけてとても嬉しいです。 ありがとうございます。 告白のシーンもだいすきです。踏み出したのはベルくんからだけど、水雷長も受け入れるだけではなく応えたいと踏み出したこと。 尊さに胸をうたれています。