わたしもフィクションと現実は繋がっている面があると思っています。ですが、フィクションと現実をどう繋げるのかを決めるのは作者ではなく読者に依存するものだとも思っています。 というのもわたしはフィクションの受け取り方が少々特殊だったからです。 わたしは虐待とそれに伴うイジメを受けて育ちました。色んな意味で奴隷でした。当時の自分にとって愛、夢、希望を描いた作品は、自分が人間以下の存在である現実を写し、心を切り刻む鏡のように輝くナイフでした。 絶望、暴力、嫌悪、アンモラルな作品が、作中のわたしと同じように、それ以上に傷ついたキャラクターが、私に優しく寄り添い、共感し、話を聞き、ひと時だけでも救ってくれる存在でした。私のような価値観の少数派なのかもしれません。ですが「アンモラルな作品」に癒され救われる人間はいます。だから自己否定に陥る必要はありません。自信を持ってください。時にアンモラルな作品を作る先生をわたしは肯定します。ほめます。 追伸 夏神 みだれ髪の歌詞が好きです。