吹雪「ご在位百周年式典ってどんなだったんですかー?」 加賀「そうね、私の実家の金沢でもお祭り騒ぎだったわ」 赤城「私、汽車に四時間乗って東京まで出たんですよ。陛下のお姿は拝めなかったけど」 吹雪「わぁー私も式典見たかったなー!」 響「昭和が百年以上続いているということは陛下が明らかに百歳以上であられることを意味する」 赤城「響ちゃん…?」 響「ロシアの研究によれば、捕獲された深海棲艦が百年以上生きたという記録がある。最後は飼育装置の故障により死亡したが故障が無ければさらに生きたと見られる。深海棲艦は不老不死であるとの見方も強い。だが、この研究は我が国では何故かほとんど知られていない」 加賀「響…!」 響「陛下は四十年ほど前、病により一時危篤に陥られたが奇跡のご快癒を遂げられた。そして、それと前後して深海棲艦の活動が活発化。今次の大戦に発展した。昨今、陛下はご高齢のため公の場にはお出ましにならず、公務はすべて摂政にお任せになっている。ご不例以来、陛下のお姿を拝んだ者は誰もいない」 赤城「響ちゃん、少しお馬鹿なくらいが上官に可愛がられるコツよ。吹雪ちゃんみたいに」 吹雪「えっ」