さっすがー! しらなかったー! すっごーい! センスいいねー! 「その程度の誉め言葉で人の気持ちが晴れるものか!ふざけるなっ!お前はそうやって軽く、場当たりでほめている無責任なクズなんだよっ!見ろ!お前が褒めてきたものの数々を!HD-DVDもメモリースティックもみんなそうやって死んだ!お前は他人を褒めたいんじゃない!褒めている自分を、他者を認める自分を受け入れてほしいだけだ!」 「は!なによ!あんたそうやって正論言ってるけれどそいつのことをほめたりしたの?してないでしょ!そうやって責任だのと体裁のいいことを口にして褒めたりしなきゃいけない物や人が零落して消えていくのを手助けしてるのよ!あんたみたいなのをなんていうか知ってる?他人の顔色うかがって正しいも悪いも全部他人に決めてもらっているだけの弱虫っていうのよ!そんなに人の顔色うかがうのが好きだってんなら偉い人らのケツでも舐めてきなさいよ!」 「おまえー!!!だまれ!!!!!」 今日も隣の家から喚き声がする。俺の心は限界だった。