眠れなくても夜は明けるわけで。 ルドガーさんが僕の好みを知りたいという発言の真意を悶々と考えて、どうするかの結論は「お友達からでいいですか」だった。意気地なし、臆病者と僕の中で囁くが、やっぱり怖い。ルドガーさんの好意が失望に変わるのが。だったら傷は浅い方がいい。彼は優しいから僕が思い通りの人間じゃなくっても『友人』関係なら続けてくれるだろうという浅ましい考え。友人でもいい。彼のそばにいたい。穏やかで時々悪戯気な笑顔をそばで見たい。 続く