はじめまして。突然、失礼します。 かからさま主催のアンソロジー『かいまみ 刀剣七辻奇譚』で、空ねこさまの「銘銘の槍」拝見しました。 ご本全体の中でも特に重厚でガツッとくる読み応えの作品でした。 客人である語り主の視線で見る男士たちが、見慣れたキャラなのに新鮮で、心がふわっとなります。そのすぐあと、語り主が目にしたとんぼさんとぎねくんの手合わせシーンの迫力が素晴らしく、一気に物語に引きこまれました。 とんぼさんが語り主を助けたのも、語り主が槍術を習いたいと思ったのも、その時そのときの最善であり最良の道だったと思う…思うのですが、待っていた結末に涙しました。 人の生きる時間の流れ、その命の営み、成す道。そういうものを越えた場所から距離を取り、歴史を正しく護る存在である男士たち。 両者は交差することはあっても、それは時にこの物語のような結果をもたらす場合もある。 とんぼさんの最後の台詞が、本当にとんぼさんらしくて…泣いてしまう。 うちのとんぼさんが明日、修行から戻ります。偶然そのようなタイミングで感想を差し上げることができ、うれしくなってしまいました。 素敵な物語を、ありがとうございました。