蛍光ペンさんはじめまして。エリヴィタ小説の感想です。 とにもかくにも洗練された美しい文章、諦めのついたヴィターリーと絶望的な状況でも瞳に炎を灯していたエリクの対比が素晴らしかったです。 ユラントスクにもエルデニにも彼らの居場所はなく、状況を打開できる策もなく、そこで合理的に諦めてしまう男がヴィターリーなのだととても納得させられました。 一方エリクはヴィターリーに告げられるまで瞳に炎を宿しており、本編では外道な一面しか見られませんでしたがここで初めてエリクの王子たる資質を垣間見たような気がします。 彼らの性質はもちろん生まれがユラントスクだからというのも大きくありますが、だからこそユラントスクでしか生きられず、対外的にも内政的にも力を示し続け最後一人の勝者になるまでは凄惨なエンドは避けられないのだなと考えさせられます。 ヴィターリーがエリクを介抱する描写も非常に美しく、慈愛か哀れみか、それともただただ自分のやるべきことをやるだけの諦めか、なんともやるせない気持ちになりました。 このようなifが拝読できるのも、二次創作の醍醐味だなと噛み締めております。 これからも陰ながら応援しております。