レバペさん、貴女は善き人です。貴女は人を生かします。貴女は愛を求め、愛を与え、この現世において愛を回しています。貴女は愛を知っています。この世に生きる人々から愛と呼ばれて差支えのない感情を知り、その激情を言葉に紡ぐことが出来ます。貴女はその唇から葡萄酒を紡ぎ、その指でパンを記します。その甘さも、その辛さも、貴女は表現できます。人は愛を求め、愛を与え、愛を回して生きている。だからこの箱がここにある。レバペさん、貴女の生き様が、生かし様が好きです。貴女の描く登場人物なら、仮令死んでも構わない、殺されたって構わない。何故なら貴女が描いているものは人の生ですから。仮令運命を捻じ曲げたって構わない。永遠の命を得たって構わない。何故なら貴女が描いているのは人の性ですから。貴女の紡ぐ世界なら、何が与えられたって、何が失われたって、貴女がその世を言祝ぐ限り、それは最高の世界です。貴女がその愛と智の樹から摘み取った水蜜桃を味わえることは幸福です。愛を知るものによって描かれる人間のなんと貴いことか。レバペさん、貴女は人を生かし、ひとを貴ぶ人です。だから貴方の事が大好きです。貴女の今世での幸せを希います。