はじめまして。夜分に失礼致します。 クロノグラフ、読ませていただきました。 読み終えてまず、悟にとっても棘くんにとっても互いが人生そのものなんだと真っ先に思いました。 ノスタルジックさを感じさせる棘くんの幼少時代、派手さはなくともささやかでキラキラとしていてふたりで過ごした離れは宝箱のような場所なんだと読んでいて伝わってきました。 そして、互いの大切な部分を全て捧げて募らせた同じ想いを言い出せないふたりが本当にいじらしくて早くくっついてと思うと同時にとても愛おしかったです。 渋谷事変が起こり一時はどうなってしまうのかと思っていたのですが、自分がどうなろうと只管愛おしい名を呼び続けるシーンは、戻ってきてほしいという悲痛な思いと同時に痛々しいほどの愛情が伝わってきてなかなか先が読めないくらい泣きました。 最後は本当に良かった、とふたりが幸せになってくれてただただ感謝しかありません。 五棘を更に愛おしく思うと共に、hinaさんの五棘への愛情が伝わってくる、そんなご本でした。 本当にありがとうございました。