ロータス=ランド、今日ようやく読了しました。 ここのは先生の描く絵はどうして芸術的に思えるのだろと考えながら(そして天宮に映し出される幻想に驚きながら)扉の先に広がる世界を眺めさせてもらいました。 蓮の台に浮かんだ二人が投げかけてくる視線は、本当に菩薩のように穏やかで悲しくて、幸せという概念を超越した存在に見えました。 「辿り着くはずのない秘封倶楽部の果て」なんてものがあるならば、きっとあの二人に違いありません。そう思わせてくれる蓮子とメリーでした。 そして、その後に残された世界。 菫子が彼女が辿り着けなかった場所もまた幻想の一部で、その世界は拡大と収束を繰り返す、果てのない世界なのだと、だから彼女も救われていいのだと思わずにいられません。 素敵な作品を、さらに強固で美しい世界にしてくださりありがとうございました。