リラックマの着ぐるみを着た男四人の足元に、縛られて猿轡をされたしげるが転がされていた。 「んむむ~!」 呻くしげるを無視し、男たちは口論を交わしていた。 「おい。これからどうするんだ」 「心配するな。恋愛コラムニストのこいつの家なら金があるはずだ。それを持って高飛びしよう。『有名人のお宅訪問!』で住所を調べておいてよかったぜ」 「クソ!あのときたまたま銀行にいた編集者が『死ぬこと以外かすり傷!』と言って飛びかかってこなけりゃ、今ごろ金を持ってトンズラしてたのに…」 「あいつは『無意味に英雄ぶるな』って言ってたのを聞いてなかったのか?何度も『ヒート』を見て演説の練習をしたのが無駄になったぜ!」 恋愛コラムで稼いで建てた豪邸の周りを、パトカーがサイレンを鳴らしてゆっくりと巡回する。男の一人が舌打ちをした。 「しばらくこの家に潜伏するしかないようだな…」 無軌道な若者たちと、監禁されたしげるはどうなってしまうのか? こうして、しげるとリラックマ×4の同棲生活がはじまった…