NM/EH-2 「その気が全くないなら別だが、人の体はどんどん老いるぞ」 「イーサンハント、出会った時からずっと…ちがうな、君は今この瞬間が最高だよ」 地平から登ってくる太陽を見るような、眩しそうな目をする。 その気が全くないわけがないのはわかっている。わざわざ確認したりしなくても、間違いなく、お互いが相手にどういう欲を向けているのかは、確実に理解している。 だから、そんな、最終通告をするような目でお伺いを立てて来なくたっていい。まだるっこしいのは、仕事だけで十分だ。わかっている、君は物理的に触れなくたって、頭の中だけで僕をどうとでもできるし、君自身も発散するだけならいくらでも方法がある。 「ニックモートン」 出会った時、あのバーで君がしたように、掌の下にそっと滑り込ませて指を内側に這わせる。手を引けば終わり。それでも脈が皮膚を突き破りそうなほど跳ね回っているのがわかる。 「ぼくは、きみのしたいことがされたい」 初夜-パターンA 全然初夜まで辿り着かない 「イーサン、砂漠の星空は忘れて」 「いやだ」 「近場にも色々あるだろ」 「バハレイヤオアシスがいい」 「イーサン!」