施設のアイドルだった玄武くんのツイート好きすぎて好きです……。(以下、不要でしたら捨ててください) 施設の子供は、小さいほど養子として迎えられやすい。だから、10歳の僕はいつも見送る側だった。赤ちゃんが、幼稚園の子がここを去る度、良かったねって思った。新しい家族と出会えて。だけど、僕より年上の玄武くんはある日突然横浜にいなくなっちゃった。僕たちの兄ちゃんの玄武くんがいなくて、今度は僕が兄ちゃんを頑張らなきゃで、悲しいのと大変なのとでいっぱいだった。 僕が玄武くんと同い年になった時、施設のテレビから聴いたことのある声が聞こえてきた。 玄武くんだった。 懐かしくて、会いたくて、あのときの悲しさも思い出して、僕は涙が出た。玄武くんがいなくなってからやってきた弟達が、心配そうに僕のそばに寄る。 「あれが僕の兄ちゃんだ」テレビを指差しながら、涙で滲む赤と青の画面を見つめた。