「ターコイズブルーの呪縛」何度も何度も読み返している大好きな作品です。一文一文からじわりと滲み出る様な想いが伝わってきて、読むたびにあたたかい気持ちになります。描写もまるで目の前に風景が浮かぶようで……。高校生としての日常シーン(テスト終わりや受験終わり)は自分の高校時代を強く思い出しました。高校生だった頃にこの作品を読んだ際と、卒業してから読み返した際にはまた違った印象を受けました。 特に好きなシーンは最後の場面です。躊躇う監督生に「僕の目を見て!」と一歩踏み込むジェイドのシーンでは何だか泣きたくなりました。ジェイド先輩だった人と監督生だった人がこの先、新しい関係を形作れていたらいいな、と切に思います。月並みな表現ではありますが、一本の映画を見終わったような充足感がこの作品には内包されているように感じます。どのシーンも美しくて、儚くて、素敵です。 長々と感想を送ってしまい申し訳ありません。まみずさんの他の作品もとても好きです。これからも応援しています。