② 仲間はメリー号に火をつけその最期を見送る……と思えばメリー号はまだマロンとは別れていない。彼女をのせて忘れてしまった過去へと。そこで明らかにされるマロンちゃんの過去には予想がついていたといえ目が潤みました。青キジこの野郎、追い込むのを手助けしてるなんて。 決断をする両親のシーンには涙が止まりませんでした。特に嵐のなか母親が叫んだ台詞が胸を刺しました。そして崖と嵐の海、硝子の棺を運ぶ両親、いつか見たあのトラウマの状況へと近づいていきます。「捨てないで」と漏らすマロンに、妹を守ると言ったはずの兄の悲鳴。涙が……涙が止まらない……。落とされる寸前に視点が変わり、幼い頃のマロンの目から悲しい過去を見る表現には脱帽しました。無理……無理……涙が枯れる。素晴らし過ぎる文章に涙が止まらないし、もう何度も読み返します。