銀高失礼します。蛸として生まれるもの生まれつきの見目の奇妙さ(アルビノ)から子供に見つかり捕まりそうになり、何処に紛れても摘み出されるので身を潜め海の底にいた蛸、銀時。通称蛸時。蛸時は海の中の生き物が寝静まった夜にだけ活動するのですが、ある日人間の仕掛けた罠にハマり苦しんでいるところを蛟に助けられ一目惚れ。興奮のあまりタコ墨をぶち撒けあわや食われそうになるも着物の内側に入り込み器用に腰辺りに貼り付いて離れなくなる。格闘の末に諦め腰に蛸時を貼り付けたまま生活する蛟。蛸時は口は聞けないが蛟の肌を撫で墨を吐き手足を動かしてスキンシップを図り退屈を紛らわせた。最初こそ煩わしかったものの次第に愛着が湧き帯の隙間に定住を許す程に。そして繁殖期が訪れ、求愛する蛸時。応える蛟。ゆっくり肌を合わせる二人(?)。けれども無情に別れは訪れ、息を引き取る蛸時。腹に卵を抱え、二度と動かなくなった蛸時の手足から口にする蛟。蛸時は蛟の血となり肉となり、二人の愛の結晶の栄養となりましたとさ。めでたしめでたし。口に合わなければ遠慮なく言ってくださいすいません…