廊下に長年親しんだ足音をトテトテと響かせる。二人を待たせている、教室に向かって。 せっかく二人きりにしてやったんだ!緊張して無いはずがない。鈴菜は照れて押し黙っちゃうだろうし...柊吾の奴には少し男を見せてもらいたいし......ちょっと聞き耳でも立ててやろうか!ムフフフ... 『......めぇ...だめだ......ってぇ...水島く...ん......誰か...来ちゃ...うよぉ...』 『こんな時間なら誰も来ねぇよ......それより、似合ってんじゃないかその格好』『そん...なことな......いよぉ...こんなの......見せ...られない...』『居るじゃねえか、見せる奴が』『水島くんの...いじわる...』 んんんんんんんんんんんんんん? ちょっ、あの、しゅうごぉ? え、なにそんなに進んじゃってるの?私知らないってか、いやまあ、男は見せてるけども、でも、あぁダメそんな大胆なの、しかもコスプレプレイ?もっと健全な男女交際を、でも一歩越えた関係もなかなか...... 「やっぱポニテ似合うぜ(紬麦に見せてやりたい)」 「似合わないよぉ(恥ずかしい)」