実家に帰省中、近所の赤ん坊を預かり『デス・ストランディング』状態で生活するしげるを目撃した、地元町役場の役人が閃いた。しげるの体を無料託児所として開放、子育て世代を過疎化が進む町に誘致しようと言うのだ。 無料託児所に惹かれ、次々に町に移住する若夫婦たち。こうしてしげるは体に子供部屋をもつ男、「子供部屋おじさん」として全国的に有名人になった。 それから三十年……。子供部屋で養育された子供たちは成人し、大人となった今でもしげるの体を宿泊所として使用していた。宿泊所はやがて冒険者となった彼らの集会所として認知されるようになり、そこを拠点にギルドが結成された。そして今日も、一人の転生者がしげるの体の子供部屋、そこにある冒険者ギルドの受付を訪れる。「ふぅ。こっちに転生してから、大量発生したネズミを駆除してばっかの日々だったなぁ」「どれどれ……レベルさんじゅーはち!?」ネコミミの受付嬢が叫声をあげる。レベル38がどのくらいの強さなのか、こちらの世界で例えると…… (ネズミ年記念。新年明けましておめでとう!)